体験レッスン後に聞かれて気づいたこと

体験レッスンでお話しする保護者さんたちのご意見の中に、お芝居を体験させるのはすごくいいけど、本人の憧れが強くて、将来が心配という意見を伺う時があります。
最初から、業界に興味がある子はもちろん、体験レッスンを受けてみて、その後相談に来られる方にも聞かれたことがります。
体験レッスンではレクレーション寄りの内容を行なっているのですが、それでもやはり楽しいがベースなので興味を持ってくれた子がすぐに親御さんに話してくれているようです。
確かにプロを目指すコースの人たちに日常生活の中にもお芝居のトレーニングはできるという話をしております。
日常生活の中で発見を増やしてもらうことが目的なのですが、そのインプットしたことをレッスンでアウトプットしていくというトレーニングになります。
楽しむをベースにしているため、お家でお子さんが「映画に出れるかなあ」や「どうやったら〇〇さんみたいな俳優になれる?」というお話をするようになるようです。
もちろん、実際に俳優になると志すには本気で目指していく必要があるので本人の意思が大事になってきます。
一握りしかなれないからこそ、才能だけでなく、努力も必要になってきます。
のめり込んで努力できることは素晴らしいことですが、将来に関しても心配になる気持ちも非常にわかります。
職業として成り立つかなということと、ダメだった時にどうしようと。
始めの方にお芝居には教育的側面もあると説明しましたが、活かせるスキルは本人の中に残っています。
どの道を進むか判断するタイミングは必要かと思いますが、思っている以上に進路に選択肢は存在していると思います。
続けること自体難しい活動だと思うので、辞めるというタイミングを考えると心苦しいですが、一個選択肢が他にもあるということを知っておくことは悪いことではないと考えております。
我々もこれまで、何回も活動をやめるかどうするかという悩みにぶつかってきました。
本人の意思が大事なのですが、やはり人に色々聞いてみたい、自分ではこれからどうしたらいいのかわからないということなのだと思います。
革命的なアイデアを出すことは難しいですが、話を聞いてこういうケースもあるよと提案できることは少なからずあります。
例として、これまでのキャリアを活かして、別部署に転向する方もいますし、人前に立てる力やコミュニケーション能力を活かして、事業を立ち上げる方や営業マンとして評価されている方もいます。
一般的な習い事よりも広く応用できる能力がに身につくっちゃないかいなと思うほどです。
レッスン内でコミュニケーションもありますし、クラスを超えての舞台や映画作りも考えています。
コミュニケーションを習い事の付帯効果として身につけるだけでなく、お芝居をやるために学ぶので、より真剣に取り組める環境だと思います。
また、学校以外のコミュニティを作ることも可能です。
もし悩んでいるようでしたらまた体験レッスンに遊びにきてください!
